40_有限会社わかば種苗店
【会社名】有限会社わかば種苗店
【代表者】取締役社長 照屋 幸勇
【住 所】那覇市
【業 種】卸・小売業
【事業内容】種苗・園芸資材卸・小売業

農業部門の生産機能強化と
高付加価値経営へ向けた取り組み

定番品の安定供給と価格転嫁への対応
当社は、大手量販店を中心に種苗の栽培と卸売を行っていますが、自社の栽培だけでは規模が小さく、契約農家による供給に支えられています。しかしながら、就農人口の減少が続く中、既存の取引農家からの仕入だけでは供給量に制約がある上、仕入価格の上昇にも頭を悩ませていました。
また卸先への価格転嫁も進めにくい状況にも対応する必要があります。取り組むべき経営課題として生産機能を強化する必要があり、栽培の拠点を設けるにあたって収支計画、資金計画含む事業計画を策定したいと考えておりました。また、供給を担うためだけの機能ではなく、新たな拠点として機能を定義しつつ、試験栽培を経て商品開発を行うなど付加価値を高める事業展開を図る必要があります。


資金計画・収支計画の策定支援
自社を取巻く経営環境を把握するため、社員の皆様へインタビューを実施し、5フォース分析、クロスSWOT分析による外部環境、内部環境分析を行い、自社固有の強みを抽出。今後の自社戦略を見据えつつ農業部門強化に向けた事業計画書を策定しました。
定番商品内製化に伴う効果として①外注費の圧縮②供給量の増加が挙げられることを念頭に収支計画を策定。また、自社農場の環境整備に係る資金計画の策定を支援し、資金調達を行う上での留意点をアドバイスしました。

インフラの充実と商品開発に向けた取り組み
新事業に必要かつ重要な経営資源として人材については、かねてより当社に就職を希望していた農家の方を雇用し、定番品の栽培に従事していただくことになりました。生産設備として新たに農地賃貸契約を行い、ビニールハウスの設置を行い、季節の需要に応じた定番品の栽培に取り組んでいるところです。
また、試験的な商品開発を担う拠点としての整備も行うことができました。今後、当社としては、パパイヤをはじめ新たな農産物の流通を担い、付加価値高い新たなニーズに対応して参ります。地域における安心・安全・地産地消をベースとしつつも、沖縄から県外への農産物流通拡大を視野に展開する取り組みとなりました。



