24_合同会社辰技建
【会社名】合同会社辰技建
【代表者】代表社員 大城 辰三
【住 所】本部町
【業 種】建設業
【事業内容】左官工事

次世代を育てる環境整備の第一歩

まずは就業規則の整備から着手
社員の定着率向上と将来的な人材確保を目的として、キャリアアップ助成金を活用し、有期雇用社員の正社員転換制度を整備したいというご相談を受けました。具体的には、入社後一定期間を経過し、かつ業務に必要な技能・知識を習得した有期雇用社員を、段階的に正社員へ転換できる制度を明確に規程化したいという内容でした。
しかし、当該事業所では就業規則自体が未整備の状態であり、雇用条件や服務規律、評価制度などが明文化されていない状況でした。そのため、まずは企業としての基本的な労務管理体制の構築が急務となりました。
さらに、従業員の多くが子育て世代であることから、将来的な離職リスクへの懸念もありました。人材不足が深刻化している建設業において、若手人材の流出は経営に大きな影響を与えます。
そこで、キャリアアップ制度の導入に加え、育児・介護休業規程の整備も同時に進め、安心して働き続けられる職場環境を整えることが重要な課題となりました。


従業員の成長と安心のために
就業規則は作成されていない状態でしたので、まずは勤務実態を把握しました。従業員も少ないので、法定の記載事項と建設業の業務の特性を考慮した服務規定、懲戒等のみのできるだけシンプルな就業規則に正社員転換制度の規定を盛り込んだ内容としました。育児介護休業規程においては、両立支援等助成金の申請の条件となっている内容を盛り込みつつ、規定されている制度が絵に描いた餅にならないよう、子育ての支援のためどのような制度を導入することが可能かを現実問題とし想定していただき整備を行いました。
キャリアアップ制度で成長を、両立支援制度で安心を固めることは、労働力不足が深刻化する建設業において、必要不可欠な施策であると言えます。

キャリアアップと両立支援で若い人材の定着を図る
現時点のキャリアアップ助成金の正社員の条件として、「定期昇給の規定があり、賞与もしくは退職金があること」という規定があります。有期社員、パートタイマー、正社員それぞれの雇用形態について、賃金や賞与等をどのような条件としていくか細かに説明し、聞き取りを行い、決定していきました。雇用形態とその役割を明確化し就業規則に定めることで、従業員が自身の立ち位置を認識し、キャリアアップすることによるモチベーションアップが期待できます。
また、両立支援については、会社が規定を整備し、従業員へ周知することで、会社が両立支援へ取り組む姿勢を示すことができ、これにより従業員が安心して働き続けることができます。



