43_合同会社ゆいコンタクト
【会社名】合同会社ゆいコンタクト
【代表者】代表社員 小谷 弥生
【住 所】うるま市
【業 種】医療・福祉
【事業内容】児童発達支援・放課後等デイサービス

10年後の事業承継に向けて

県からの指定申請を得て、事業を開始する
同社は、関連法人にてうるま市勝連地域で学童クラブを2施設運営。今回は新規事業として児童発達支援・放課後等デイサービスを開園することになり、そのサポートを行うことになりました。児童発達支援・放課後等デイサービス事業を新規で開園するためには、県に指定申請を行い、承諾を貰う必要があります。
県との協議を開始するためには、まずは事業所を確定させることが必要です。本件において最初の課題は、事業が行える場所の確保でした。現在の事業との相乗効果を発揮するためには、うるま市勝連地域での開業を計画し、候補地を探しましたが、面積や築年数など、県の要件を満たす物件が中々見つかりませんでした。結果として、物件を見つけるまでに数カ月の時間を要しました。
2つ目の課題は、指定申請の提出書類を準備することです。事前協議後の指定申請には27種類程度の書類を準備する必要があります。謄本など簡単に準備ができる書類から、事業計画書や運営規定、勤務形態一覧など作成に時間がかかる書類もあるため、円滑に事業開始ができるようにサポートする必要がありました。

指定申請書類の作成サポート
本件では、指定申請書類の添削や事前協議への同行などを行い、事業者様を支援しました。
児童発達支援・放課後等デイサービス事業を新規で行うためにはまず県と事前協議を行う必要があります。事前協議では、人的要件(資格取得者を設置できるかなど)と設置要件(必要な部屋数や面積を満たしているかなど)が求められます。スムーズに協議が進められるように要点をまとめ、その後の書類作成についてもサポートを実施しました。

県からの指定申請の通知を受領
小谷代表に同席して、県との事前協議を行いました。概ね要件は満たしているということで、申請書類作成の準備に入りました。県に提出する書類は種類が多く、作成方法についても手引書があるわけではないので、記載事項を読み取りながら作業を進めることが苦労した点です。
小谷代表は、書類の収集や書類作成など、かなり大変だったと思います。本件においては、金融機関への融資についても検討していたため、事業計画書が当初から作成できている点ではその後の書類作成が楽になりました。
指定申請書類提出後は、県からの細かいチェックが入り、何回か書類の修正を行います。その都度、補正事項を共有し、県からの指定期限までに提出できるようにサポートを実施。結果、期限ギリギリにはなりましたが、無事に県からの指定申請の通知が届き、事業を開始することが可能になりました。

