42_株式会社ヤシマ(高松自動車整備工場)
【会社名】株式会社ヤシマ(高松自動車整備工場)
【代表者】代表取締役 長尾 晶郎
【住 所】うるま市
【業 種】サービス業
【事業内容】自動車塗装業

地域特性に合わせた企業運営のための整備

地域に即した企業運営を考慮した就業規則の整備
沖縄県で新規工場を設立し、普通自動車から大型自動車や建設機械等の車検、整備、板金、塗装等を行っていますが、本土と異なる風習のある沖縄に根付くためにも、地域の特性に合わせた企業運営を行ない、本社と異なる独自の就業規則の整備が必要であると考えて作成することが求められます。
また、地理的な問題として管理者としての役割が重要なため基本的な労働法の理解が必要であることから、就業規則の作成を通しながら、近年の法改正の内容を理解することも求められます。

沖縄の特性に合わせた就業規則の作成
従業員を新規に採用するにあたり労働条件の明示と社内ルールの徹底が求められます。本社の就業規則をアレンジしながら法改正の内容を中心に修正する内容で正社員の就業規則を作成いたしました。作成時点では、非正規社員が在籍しておりませんでしたが、同一労働同一賃金を意識して非正規社員の就業規則の作成に取り組みましたが、短時間労働者がいないことや県内に他の営業所がないこともあり、職務の内容や異動の有無等の違いが明確でなく作成に苦労いたしましたが、将来を見据えた内容での作成を行いました。
また、労働条件通知書も2024年4月からの新形式に合わせて作成して、就業の場所や職務内容の確認をとりながら今後の就業に差し支えのないようにしてもらいました。

働きやすい労務環境の整備
新規工場の設立に伴い従業員の採用を行わなければなりませんが、従業員を定着させるためにも働きやすい環境づくりが求められます。採用時に賃金面だけでなく就業内容の確認を労働条件通知書で確認したうえで、新たに作成した就業規則の内容を周知させるとともに相談しやすい体質をつくり、離職率を低下させて人材不足の解消を図っていきます。

