36_有限会社牧野建設

【会社名】有限会社牧野建設
【代表者】代表取締役 嵩原 康彦
【住 所】那覇市
【業 種】建設業
【事業内容】総合建設業

自社の魅力を発見し、発信する

 当社は空港滑走路・航空機駐機場・高速道路・商業施設駐車場などのアスファルト舗装を専門で行っている土木・舗装会社です。土木作業はどちらかというと3K(きつい、汚い、危険)をイメージしますが、当社の主な業務は公共施設の重要な現場をメインに、重機を使いながらチームプレーで高品質なアスファルト舗装を行う、とてもやりがいのある仕事です。
 またリモートワーク、モバイルワークにも力を入れ、従業員や従業員の家族の生活を第一に考える、魅力ある会社です。にもかかわらずそれが求職者に伝わっておらず、採用できない状態が続いていました。そこで、本支援ではWEBメディアを活用して自社の魅力を伝える仕組みづくりをご支援しました。
①ヒアリング・求人票の作成
②求人サービス、SNS、ホームページの作成、改善
③採用マーケティングの仕組み定着

求職者の導線を意識したWEBメディア戦略

 求職者は最初に求人情報を探し自分に合った求人を見つけます。その後、不安を解消するために、その会社の信用や実績、風土などを調査します。そして最後にエントリーすることになりますが、今回はその導線を意識してWEBメディア戦略を立案しました。
 具体的には①魅力ある求人票の作成、②WEB求人メディアやSNSを活用して広く求職者へ認知してもらう⇒③採用ページやホームページで会社や仕事の不安を払拭、さらに求人票で伝えられない魅力を伝える⇒④WEBエントリーシートへ誘導する戦略を立てました。
 特に求人票についてはアスファルト舗装の仕事内容や使用している重機の写真などを多く載せて、仕事の魅力や、仕事のやりがいが伝わるように工夫しました。また労務環境についてもテレワークや育休の実績、専務の普段話している会話を載せるなどして、文章を通して従業員への思いやりが分かるように工夫しました。

会社の魅力が伝わり採用につながる

 今回の採用マーケティング活動にて2名採用することができましたが、2名とも労働条件よりも仕事のやりがいや、会社の雰囲気に魅力を引かれて応募したとのことでした。今回の支援にて、自社の魅力が再認識できたこと、またその魅力を伝える写真や文章の書き方を習得することができたと思います。さらには求職者の導線を意識したWEBメディアの活用についても理解し、実装(自社HPについては今後の課題)することができました。