34_有限会社ハッピーモア

【会社名】有限会社ハッピーモア
【代表者】代表取締役 多和田 真彦
【住 所】宜野湾市
【業 種】卸・小売業
【事業内容】農産物直売所運営、農産物加工販売

バックヤードの整理・整頓と導線確保が不十分で非効率に

 働きやすく、効率的な職場を作ることを目的にバックヤードの整理・整頓と導線確保のサポートをしました。
●整理整頓の徹底:不必要な物を減らし、必要な物を適切な場所に配置することで、作業スペースを広く確保します。ラベルや枠線を作り、定位置・定量・定方向を徹底します。
●導線の確保:スタッフや農家さんがスムーズに移動できるように、作業エリア内の導線を明確にします。通路に物を置かないようにし、必要な道具や備品は取りやすい場所に配置していきます。
●定期的な見直し:作業環境は時間とともに変わるため、定期的に見直しを行い、改善点を探します。スタッフや農家さんからの意見を取り入れることも重要です。
●教育と共有:新しいシステムやルールを導入した際には、スタッフや農家さんにしっかりと教育し、情報を共有することが大切です。定期的なミーティングを開き、改善案を出し合いルールを遵守する体制作りを進めていきます。
 これらの対策を講じることによる職場環境の改善は、コスト削減や定着率の向上につながり、利益が増えれば新たな雇用も期待できます。

整理・整頓とレイアウト改善

 まずは整理から始めました。エリアを区切ってそこにある物を全て出し、①いるモノ、②不要なモノ、③不明なモノに分類しました。①いるモノだけを戻しバックヤードに置かれている物量を減らしました。次に整頓として、定位置・定量・定方向を実施し、決まった場所に決まったモノが決まった数量ある状態を目指しました。効率的に物を使えるだけでなく、ルールを徹底させるための意識作りにもなります。また、導線を確保するために人通りが多い場所に置かれている物を移動させ、仕事がスムーズにできるレイアウトに改善をおこないました。

基本を身につけ自走化へ

 現場改善の基本である整理・整頓を習得頂きました。現場改善は定期的に時間を確保し続けていくことに意味があります。仕事の効率化だけでなく、コスト意識を醸成しルールを徹底する習慣が身につくなど、意識改革や人材育成にもつながります。数年経つと企業文化にも良い影響を与えます。