18_有限会社ヴィーナス
【会社名】有限会社ヴィーナス
【代表者】代表取締役社長 尾關 恵子
【住 所】浦添市
【業 種】サービス業
【事業内容】ディスプレイ/VMD

教育成長と貢献の両立ができ、そして社員一人ひとりが経営者意識へ

利益構築における生産性を上げる為の組織体制とは
当社は、ホテルや商業施設に優良顧客を持ち、店舗の改装やイベント等の演出をビジュアルマーチャンダイジングの手法を用いて実施することで、クライアントのエンド顧客の満足度向上および売上促進を支援する事業を展開しています。
顧客の大半が商業施設やホテル等の小売業・サービス業・宿泊業であった為、コロナ禍においては厳しい時期もありました。しかし、アフターコロナに入り、クライアントの活動が活発化し、受注も増加傾向にあります。その一方で、利益を確保するためには以下の課題があります。
・ マンパワー不足の解消
・ 営業と制作部門のスムーズな連携
・ 生産性向上と時間管理の最適化
・ 外注スタッフとの円滑な連携
これらの課題を克服し、さらなる売上・利益の向上を目指すことが求められています。

5S活動の定着化、標準時間管理を通しての業務の見える化
支援では、以下の施策を通じて、利益拡大につながる組織づくりを目指しました。
①5Sの重要性の理解
チームとして協力しながら業務を進めるための環境整備を実施。
②標準時間の考え方とスキルマップの共有化
作業の標準化と可視化を図り、生産性向上に貢献。
③外注スタッフへの業務依頼の適正化
外注管理を適切に行い、業務効率化を推進。
④受注から制作までの業務の見える化
他の担当者が案件の進捗を把握できるよう、工程管理を徹底。
⑤クライアントのエンド顧客への対応強化
継続的な受注のため、顧客の反応をしっかり確認し、コミュニケーションを強化。
また、粗利改善のため、店頭販売促進ツール(VPM)の制作などは可能な範囲で外注ではなく自社で対応し、人件費の管理・共有を行うことの重要性について会議で議論し、すり合わせを実施しました。

見える化の習慣化による生産効率化
社内で活動する際にスタッフより5S委員長を推薦し、常にスタッフへ呼びかけや、アフターフォローについても、見える化を行い習慣化を目指しました。
①時間軸の意識については、日報を活用しラインワークスに日々アップデートして全員で見える化を図りました。
②企画/制作については、新しく準備の時間を設けて生産性効率化を図りました。

